高学歴は必要?一人暮らしは不利?就活にまつわる噂

職業人

就職活動で問われることは何なのだろうか

就職先に希望したのは良いもののあっさりと跳ね返されてしまった経験はないでしょうか。面接では採用担当者との質疑応答で手応えを感じていたが、結果的に別の企業を選択せざるを得なかったという人も多いと思います。

2014年に総務省が発表した「情報通信白書」によれば、1990年から現在までの労働者人口数が減少傾向にあり、2060年までに4,500万弱に減少すると予想しています。今よりももっと働く人が減ってしまえば日本に発展・貢献する人も少なくなります。そうなった場合、将来の日本は世界的にみて、経済的に困難を抱える国と判断されるかもしれません。

様々な事情がある中で就業しない理由の多くは、希望条件の職業がみつからなかったり、自分の現在の知識・能力を考えたうえで仕事の有無を予想したり、現在の景気状況や季節による求人票がないなど、本来は働けるはずの潜在的労働者が「働くことのできない理由」を挙げていることが多くみられます。

近くに働ける場所がない、適切な仕事がみつからないなど、あまりにも漠然とした理由で、求職活動をしていない場合がほとんど。しかし、必ずしも働きたくないという訳ではなく、どちらかというと働きたいと願う気持ちは強くもっているようです。働く意思はあるものの仕事に対して積極的になれないといった受け身の姿勢がうかがえます。

参考:総務省トップ>平成26年版情報通信白書(PDF版)

高学歴者の採用について

仕事において、東京大学や早稲田大学、上智大学などの難関校を突破してきた高学歴者の採用において、「たとえ高学歴であっても仕事ができるとは限らない」という世間の厳しい見方もされており、多くの人材がいる中で、「高学歴」というカテゴリーに属する人たちを優先して採用している企業に不満をもつ人もいるようです。

高学歴と呼ばれる大学を卒業しても、実際には人によって仕事の能率は様々。しかしながら、難しい試験を突破する程の努力や、合格するまで外部からの誘惑に打ち勝ってきた人材であるため、高学歴者は社会から活躍を期待されることも珍しくありません。

一方で、勉強が得意、試験が得意だからといって、それと業務がイコールではないという見方もされています。企業の採用においては、高学歴を有する人材が必ずしも必要という訳ではないことがうかがえますが、過去の努力が認められるため、期待値も高く、優先的に採用しようという企業も少なくないのです。

留学をしたほうが就職に有利?

海外の学校へ通う、いわゆる留学ですが、語学が必要となるグローバルな環境で働くうえでは有利となるでしょう。

とはいえ国内外問わず、企業においては「働くうえで何ができるか」という点が重要視されることに変わりはなく、留学をしたという事実だけで就職や転職が有利になることはありません。あくまで「留学をして何を学んだか」という部分が重要となります。ですが、苦労して海を超えて学びにいったという点は事実なので、留学をすることで採用者の期待値がアップする可能性はあります。

ちなみに、アメリカのように大きな国の大学は、専門分野が600以上に分かれているため、より専門性の高い分野で就職を目指したいという人であれば、留学を検討するのも手かもしれません。学んだことを仕事に活かせるのであれば、就職が有利になることは言うまでもありません。

一人暮らしは就活に不利?

就活において、一人暮らしの採用が厳しいという声もあります。基本的には、一般職の採用基準に影響しないことがほとんどですが、過去の金融機関では、実家に家族と一緒に住む学生を優先して採用していた事例もあるため、一人暮らしの就活は不利という考え方がされているのかもしれません。あくまで優先的に採用していたという事実が残っており、採用しない訳ではありません。

また、一人暮らしをしている人のほうが「自立をしている」と考える採用担当者も多く、かえって好印象となるケースも。さらに同学校の学生と暮らす学生寮の出身者に対して、「協調性がある」とみる人も多く、暮らし方ひとつで就活における印象というのも大きく変化するものです。これからの時代、様々なライフスタイルや価値観を有する人材が選考に応募するでしょう。採用担当者もそれら人材の能力や働く姿勢について的確に判断できるような環境作りが大切なのではないでしょうか。

ちなみに学生寮は、場所によって個室やシェアハウス形式など生活様式に違いがあるため、引越しを検討する際はよく確認をするようにしましょう。どのような暮らしにおいても、生活の中で身についた能力や考え方などを上手く説明できると、就活においても相手に好印象を与えることができます。