学生の就活を支援するセミナー
全国に、学生マンションの設置や運営管理などを事業として展開している「株式会社ジェイ・エス・ビー」のグループ企業である「株式会社OVO」が2019年に卒業する学生を対象に「真剣就活フェア・真剣合説」というコンセプトで就職支援セミナーを開催したことをご存知でしょうか。
京都、大阪、東京の3つの地域で開催されており、参加費用は無料。利用者は2万4,000人を超えるほど人気の高いセミナーです。この就職支援セミナーが開催された背景には、学生の就活における準備期間が短いことや、採用側も選考開始期間が短かったため、学生の就活が厳しい現状にありました。そこで学生の就職活動についての、ノウハウを知ってもらうよう目的に開催されています。
また、2000年以降から、学生の就活状況も良いとはいえなかったことも後押ししており、希望の職業につけるよう学生の就職を支援する目的ではじめられたようです。
主な就活支援内容
本番の企業面接を想定して、グループディスカッションから模擬面接を行なうなど実践形式で学生をサポート。また、企業におけるビジネスモデルや商品の特徴など企業研究セミナーをはじめ、複数の企業から人事担当者を招き、実際の就活支援セミナーでのフィードバックを取り入れるなど、就職を希望している学生にとって役に立つセミナーです。
また、ただセミナーが開催されたわけではなく、就活支援セミナーの参加には、完全予約制を採用しており、参加された場合も途中で抜けだすことはできません。学生の就活におけるスキル向上を目的にしているため、時間を使って学生にビジネスマナーや面接の受け答えに対する心構えなどを身につける有意義な時間になるよう、就活意識の高い学生ができるだけ参加できるようひと工夫取り入れています。
就活ルールの廃止に伴って
一般社団法人日本経済団体連合会(以下経営団)が定めている就活ルールがあります。これは、就活によって学生生活や勉強に支障をきたすことがないよう、企業による採用活動の日程を定めたものです。
以前までの就活ルールでは、大学3年次は3月から説明会が企業のほうから開始でき、大学4年次になると6月から本格的に選考を開始します。内定日も10月以降からと決まっていました。
しかし、多くの企業がこのルールに従って採用活動をすすめられていないことや、就活ルールに定めた本来の日程よりも早めに採用活動が行われていたようです。そのため、経営団は、2018年10月9日に2021年から就活ルールを廃止することを発表しています。
就活ルールの廃止によって、これまで定められていた採用担当者は、時期を気にすることなく採用活動に取り組めます。経営団にかわって政府が就活ルール作成の引継がなされていますが、とりわけ強制力は存在せず、まだ具体的な内容も決まっていないため、当面は以前の就活ルールをもとにすすめられていくとのこと。
学生の就活時期が増えることはメリットの1つですが、企業ごとに採用活動も異なってきますので、人によっては長期的な就職活動になってしまうことが懸念されています。学生は希望する企業の採用情報をしっかり押さえておきましょう。